【交通事故で悩む前に】弁護士を依頼すると費用はどのくらいかかる?無料相談は?
自分に過失がない場合の交通事故は、相手の保険会社との直接やり取りになります。
そのため、相手側の保険会社担当員から不快な対応を取られることも多く、交通事故がきっかけで、大きなストレスを抱えてしまう人も少なくありません。
そこで心強い味方となってくれるのが、交渉のスペシャリストである弁護士の存在です。
弁護士に依頼すれば、専門的な知識を持ってしっかりと対応してくれます。
事故によるストレスを大幅に軽減することができるため、精神的負担を軽くしたい人には最適です。
しかし、弁護士に依頼するとなれば、費用がどのくらいかかるのか気になりませんか?
そこで今回は、交通事故で弁護士を依頼すると、費用はどのくらいかかるのかについてご紹介します。
交通事故で弁護士を依頼するとどんな費用が発生する?
交通事故で弁護士を依頼した場合、発生する費用は主に次の2つです。
弁護士報酬
弁護士報酬とは、弁護士を依頼した際に必ず発生する費用を指します。
各弁護士事務所で自由に設定されているため、弁護士報酬の相場は特に決まっていません。
また、弁護士報酬とは着手金や報酬金を全て含めた費用となるため、○○円とわかりやすい設定にしているケースよりも、得られた賠償金から○○%といった形で設定しているケースも多いでしょう。
必要経費
弁護士を依頼すると、必要に応じた経費が発生します。
例えば、書類作成や裁判手続き費用などが挙げられますが、弁護士報酬とは別に一つ一つ請求されるシステムになっているんですね。
もちろん費用は後払いになるケースがほとんどですが、この分の費用を見ておかないと高くてびっくりしてしまうことも少なくありません。
交通事故の弁護士費用の相場
交通事故の弁護士費用の相場は、一般的に以下のようになります。
・着手金: 20万円
・成功報酬:損害賠償額の10%
ただし、弁護士によっては着手金が0円で、成功報酬が損害賠償額の30%といったケースもあることを覚えておいてください。
弁護士費用を安く抑える方法
弁護士費用を安く抑えたいのであれば、まずは市町村で実施されている弁護士の無料相談を活用してください。
無料相談であれば費用が発生しませんし、必要な知識だけを聞き出し、自分自身で対応できるケースもあります。
また、本格的に弁護士を依頼する際には、複数の弁護士を比較してから決めるのが良いでしょう。
弁護士報酬は自由化されているため、事務所ごとに設定されている金額には大きな違いがあります。
少しでも弁護士費用を抑えたいのであれば、相場を把握し、複数の弁護士事務所費用を比較した状態で選ぶのがおすすめです。
損害賠償金の額が少ないと弁護士を依頼することで損する可能性も
交通事故において弁護士が必要になるケースは、
・双方の意見に食い違いがある
・不当な過失割合を一方的に通知された
・自賠責基準でしか損害賠償金を算出してくれない
・後遺障害等級認定がある
この上記4つが当てはまります。
特に大きなトラブルもなく、損害賠償金の額が100万円を下回る少ないケースになってしまうと、弁護士費用だけが高額となってしまい、もったいない思いをする人も少なくありません。
まとめ
今回は、交通事故で弁護士を依頼した際の費用についてご紹介しました。
後遺障害等級認定に関しては、弁護士に依頼することで等級が上がったり、非該当から該当になったりするケースもあるため、弁護士に依頼するのが特におすすめです。
交通事故で悩む前に、ぜひ気軽な気持ちで無料相談に訪れてみてくださいね。
公開日:
最終更新日:2020/09/03